人が生まれ生きていく上で絶対に避けては通れないのが人との関わり。
近頃はネット上で買い物も人との交流さえも完結させてしまっている方を多く見かけます。
それはそれでコネクションではありますが、リアルとネットは少し違う気がします。
ボクも多くの方と知り合い、そして別れてきました。
これは大袈裟かもしれませんが、この世に生を受け、人生を全うし、命の灯火が消えた時、その人に関わってきた方からの言葉などでその人が過ごしてきた道筋や人生の価値が初めて決まる様な気がしました。
目次
つながりの種類は様々!
コネクションとは
接続、連結、結合、繋がり、などの意味を持つ英単語。省略して「コネ」という使い方をする場面も多く見られる
Wikipedia
人と人がつながることはとても大切です。
この世界は人同士がつながることによって形成されているといっても過言ではありません。
ではどのようなつながりがあるか考えてみましょう。
家族
このつながりは基本であり、究極の関係ですね。人はここで初めて人とのつながりを学ぶのです。
親から子へ、子から孫へ、代々受け継がれていくのは物事だけではなく、その内面も・・・
優しい親に育てられれば優しい子になる確率も高いでしょう。
酷い環境下ではなかなか健全な精神が宿りにくいのは仕方ない事です。
家族という繋がりは次のステップへ行くためのウォーミングアップの場なのかも知れませんね。
友達(親友)友情
誰とどこでどのタイミングで出会い「友達」という関係になれるのかは分かりません。
良い友達に出会えれば一生繋がり付き合っていくこともできます。
普通の友達から更に心が深く結びつき「親友」になれることは一生の【宝】です。
親友とは楽しさ・嬉しさなど喜びで繋がれるだけではなく、深い悲しみの時にも心から助け合うことができることでしょう!
友情ですね!
『友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にしてくれる』
ドイツの詩人 シラー
余談ですが詩人シラーのフルネームはとても長いです。
ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー
(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・
会社の同僚・後輩・上司
今ではネット上で完結する仕事も増えフリーランスとも呼ばれる個人事業主の方も多くなっています。
とは言え、まだほとんどの方が会社勤めのサラリーマンではないでしょうか。
そうなると否が応でも同僚や後輩・上司ともつながって付き合っていかなければいけません。
そこにストレスも多々生まれてくるのでしょうが必要な関係である以上、つながりを断ち切る訳にはいかないですね。
会社関係はほとんどの場合アカの他人とのつながりです。
世の中を上手に渡っていく手腕、いわゆるコミュニケーション能力が必要となってきますね。
またこのコミュニケーション能力こそが人生さえも左右するカギなのです。
昔と現代のコミュニケーションの違い
コネクション(つながり)を作るための必須の行動、それがコミュニケーションです。
小さな昆虫から人間まで、必ず何らかの形でコミュニケーションを取り合っています。
コミュニケーションなしではつながりを作るのは不可能と言っても過言ではないでしょう。
特に生き物の中で人間だけが多種類の言語を操る事を許され、この言語を操ることにより更に多くのコミュニケーションを取り合うことに成功しました。
コミュニケーションが発達することにより、人と人とのつながりは更に進化を遂げたのは言うまでもありません。
そんなコミュニケーションも時代と共に変化しています、良いか悪いかは別として見てみましょう。
従来のコミュニケーション
ボクが子供の頃は現代のようにスマホは勿論の事、携帯電話、今ではほぼ使われなくなったポケベルもありませんでした。
なので相手とコミュニケーションをとる手段は固定電話又は直接対面で話をするという方法しかありませんでした。
友達なら腹を割って話す、家族なら包み隠さず話すという具合に『話す』という事が当時はキーワードでした。
友達や家族とも話すことによって助け合いが生まれ、良い関係を保てました。
現代のコミュニケーション
現代はポケベル→ガラケー→スマホという文明の発達により、ポケットやバッグの中に小型で超高性能のPCを1人1台所有しているという時代に突入しています。
この文明の発達によりSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やメールを使ってコミュニケーションをとることが可能になりました。
- FacebookやTwitterなどの交流系SNS
- LINEのようなチャットでやり取りできるメッセージ系SNS
- Instagramなどのように写真を共有してコミュニケーションをとる写真系SNS
- Youtubeなどの動画投稿して会員とユーザーなどが交流する動画系SNS
上記のような「~系SNS」種類は違えど当人同士が直接会って会話することをせず、全てを解決したりトラブルになったりのような、「いつ・どこで・だれと・だれが・なにをした」のかも分からない状況も多々ありますね。
補足
現代人はなぜ直接言葉で伝えることが億劫になってしまったのだろうか?
こんな疑問がずっと頭をよぎります。
面倒だから?言葉で伝えあうと感情的になりトラブルになるから?
今となってはコミュニケーション手段が退行することはないので、この疑問を解決することは不可能に近い状況です。
『話す』とはSNSやメール・チャットの様に言葉を並べるだけではなく、その言葉に感情を込めて相手に投げかける事。
言霊(ことだま)
そこには喜怒哀楽があり、言葉だけではなく感情や表情も含めてコミュニケーションを取り合っているんです。
だからこそ色々なことが解決できたり、例え感情的になりぶつかり合ったとしても結果的に分かり合えるのではないでしょうか。
なぜ人と人とのつながりが必要なのか?
人と人とがつながる必要性って何だろう?
ここを考え出すと色々な思いが錯綜(さくそう)してしまい考えがまとまらなくなりそうです。
- 困った時のため?
- 病気や事故その他諸々な非常事態の時に助けてもらうため?
- お金のため?
- 困った時のため?
- 病気や事故その他諸々な非常事態の時に助けてもらうため?
- お金のため?
こんな理由だと「なんて横着な奴」とか「そんな理由で人とつながってんのか」と言った意見が出そうですが、結局みんなこういう事なんじゃないでしょうか。
人が人とつながるっていうのは、自分の弱い部分を、持ってない部分を補ってほしい、埋めて欲しい。
『つながる=すがる』という算数もあっても良いのではないでしょうか。
都合のいい理由かもしれないですが金八先生も仰っておられました。
「人という字は人と人とが支え合ってできている」
まさにその通りです。
まとめ
コミュニケーションの方法は時代と共に変わっ来ました。
【人は人とつながらなければ生きてはいけない】
『そんな事ねーよ』と思う人もいるでしょうが、ここは断定できますね。
水1滴飲むにしても人の力がないと無理だ。
どんなにお金持ちの人でも人にすがらず、つながらず生きていくなんて絶対にできない。
逆に人と関わらない人生なんて生きていて楽しくない、そうは思いませんか?
時には人と意見を戦わせ、負けたとしてもそれは一生懸命に人と関わった結果なのです。
人はつながる相手によって人生がガラリと変わります。
皆さん日々の生活から良いコミュニケーションの取り方を実践し、良い繋がり(コネクション)を作れれば、今よりもっと楽しい生活になるでしょう。
しつこい様ですが【コミュニケーションとは人生を豊かにする礎(いしずえ)】なのです。
良いコミュニケーションでベストな人生を!
Good communication leads to the best life